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恐れを感じたとき


恐怖の感情の元にあるものはなんでしょうか

愛の不在を感じたときに、ひとは恐怖を感じるのです

たとえば子供が両親の姿を見落として、孤独であると思って、泣いて親をもとめる姿にみられます

子供にとって親は愛を注ぐ存在であるため、親の不在は愛の不在と感じられるのです

大いなる意識と切り離された地上の人間は、肉体に宿って物質に刺激を受けるとともに、孤独を感じる存在となります

魂の故郷で味わっていた繋がりと一体感とを切り離されて生まれるため、ひとは地上に生きて愛の不在に脅えるようになったのです

ひとは神の愛の元に生かされなければ一時も生きることはかないません

本来は大いなる愛のもとに生きているのですが、地上にあって分離の感覚によって、繋がりを感知できずにおり、不安や恐怖を感じるようになったのです

目に見えぬ存在もいつも傍らに寄り添っているのですが、肉の感覚に酔いしれて、ひとは五感で感知できない微かな感覚に意識を向けずにいたため、守護する者の存在も忘れ去られてしまいました

大いなる愛と、守護する者の愛の波動と共鳴することを忘れた人類は、深い恐怖の感覚世界に落ちていったのです

本来の愛に気付いたときに、ひとは恐怖心を和らげ、安心して微笑を浮かべて安眠することが出来ます

親の愛の波動に包まれて、子供が安らかに休息を取るように


ひとは恐れを感じたときに、自らを傷つける行為をとったり、他人を傷つける行為をしたりいたします

猫に追いかけられる恐怖から、ネズミが自らの身体を傷つけてしまうように、自傷行為に向かうことがあります

または、自らを守らんとする防衛本能により、人を必要以上に攻撃し、傷つけてしまうこともあります

世の中にいる独裁者などが、国民を傷つけ、他国をも傷つけようとするのも、自らの地位や命を守らんとする恐怖心からによります

目に見えぬ影は、必要以上に大きく膨らみ、もうすぐ自らを飲み込まんと見えるでしょう

世の中に蔓延する恐怖は、自らの作り出した影に脅える小動物のように、大げさに取り上げられたものであることもあります

その実態を日のもとで晒して見ると、じつは小さなものであったりします


船旅を続ける船乗りたちが、食糧庫でする物音に脅えていました

船乗りたちは、お化けだろうか、それとも南国の港に寄ったときにひっそりと隠れて乗り込んだ大きな獣が潜んでいるのだろうかと騒ぎます

ついには恐ろしさのあまり、そのモノを追い払うために、食糧庫に火をつけて追い出すことに決めました

煙と熱に炙り出された倉庫からは、一匹のネズミが飛び出して、海へ入っていきました

それを見た船乗りたちは、呆けたような表情を浮かべていましたが、彼らは公開に必要な食糧を炎ですべて失い、船体には穴が開いて、その船はとうとう沈没してしまいました

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