ビリケンについて質問がありましたので、感じられるところを書いてみます
ビリケン (Billiken) は、尖った頭と吊り上がった目が特徴の子供の姿をしている幸運の神の像
元々はアメリカの芸術家フローレンス・プレッツが制作した像で、彼女が夢の中で見た神秘的な人物の姿がモデルになっているといわれています
これが「幸福の神様」として世界中に流行したそうです
日本では大阪の通天閣の展望台にあるビリケン像が有名で、「ビリケンさん」の愛称で親しまれ、特に足を掻いてあげるとご利益があるとされています
他にも松尾稲荷神社にもビリケン様が祭られていて、そこでは二つの俵の上に座り、手に打ち出の小槌を持つ、大黒天と習合されたような像となっています
以前より、大黒天が二つの俵に乗っているのは、いわゆる男性器を模しているともされ(二つの俵は睾丸を模している)、ビリケンさんも、両足を前に投げ出しているのは、二つの俵との類似性が見られます
神社などでも、男性器を模した像を、子孫繁栄などを願ってさするなどの風習がありますけど、ビリケンさんの足の裏をさするとよいことがあるとされるのと、繋がっていると思います
世界的にも、男性のシンボルが信仰されたりしていますが、創造のエネルギー元として象徴されていたのでしょう
そうした原始からの信仰とのつながりで、人気があるのかもしれませんね
もちろん、今回の件はビリケンさんの一面であり、他にも意味があるのでしょうが、今回はここまでといたします
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