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ネガティブに通じる思い 心の三毒 貪・瞋・癡



以前の記事を加筆修正しました

思いがそれに応じた存在へと通じるということがあります



それは生きているうちに霊的な存在と通じると同時に、亡くなった後のおもむく世界とも関わってきます

伝統的な仏教思想を参考にして三点ほど要点を述べて見ます

一つ目は、強い欲、貪

欲が強くて、自分のモノとしたいと言う思いが強いこと

仏教では心の三毒のはじめに出てくる代表的なネガティブな思いです

実はスピ界でもよく言われる、念じて欲しい物を得る方法や、個人的な欲をはらすための引き寄せの法則ばかり説いているものは、この貪欲に通じるところがあります

欲しいという思いが強くなり、他人の思いに目が行かなくなり、奪うことばかり考えるようになります

二つ目は、怒りの思い、瞋

怒りを発して、他人を攻撃ばかりしている思いです

仏教では瞋(じん)といいます

人を傷つける思いは、やがて自らに帰ってくることになります

傷つけるとは肉体的だけではなく、気持ち感情を傷つけることがはいります


三つ目は、愚かさ、癡

愚かと言いますと、頭が悪いですとか、勉強が出来ないことと思い浮かべるかもしれませんが、これは真理を知らない状態を表します

この世的に頭のよいと言われれている学者さんや大学の教授のような方でも、真理を知らない方は沢山います

代表的なものでは人間は霊が本質であり、死後もあの世で生き続けるという真実です

この世で頭のよいと言われる人でもあの世を否定し、そうした話しをする人を小馬鹿にしているところがあります

ですが、実際にそうした方が亡くなった後に、どうして良いか分からず、墓場の石に憑いたり、子孫や土地にしがみ付いて浄化できない様子は、真理を知らない愚かさを現していると思います

このように貪・瞋・癡というのは、仏教では代表的な煩悩で、特に三毒とも言われる思いを言います

貪りについて、キリスト教でも「奪うものはさらに奪われる」といいますし、瞋についても「人を裁くな」と説きますし、許しも説かれています

仏教やキリスト教で説かれている内容の一致を解くと、霊的な法則では、人になした思いや行いが、自らに帰ってくる(因果の法則)というのが働いていると言えるのでしょう

この世の世界でもそうした法則は働いているのですが、かならずしもハッキリした結果として出てこないこともあり、地上の人にはわからないこともあります

それが亡くなった世界では、歴然として人になしたカルマが自らに帰ってくるのです

「与える者はさらに与えられ奪う者はさらに奪われる」、「 あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる 」っとこのようにキリスト教でも言われています

臨死体験といって、死ぬ寸前の状態になって生還された方のうち、一部の方は死後の世界を体験して帰ってこられる方がいらっしゃいます

そうした方の証言でも、人に対してなした行為が、不思議と相手の気持ちを感じる体験をしたと言う方もいます

自分は何気なくいった一言であっても、相手がどれだ傷つき、苦しんだかっということを相手の側になって体験させられるのです

ですので様々な宗教では人を傷つけたりしてはいけない、人に慈悲を傾けたり愛しなさいと説かれているのは、そうした霊的法則があって、実は他人にした行為というのはやがて自らに帰ってくることを下敷きにしたものであると思えます

一見すると他人であるような個人個人の人々も、霊的な根っこを辿っていくと、巨大な生命の大樹に繋がっている存在だということが真実なのでしょう

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