何故人は愛し合うのでしょうか
ひとはひとに愛の気持ちをいだきます
それは異性であったり、家族であったり、まったく自分とは利害の関係の無い人であるかもしれません
さまざまに人は愛の形をもって生きていきます
愛することが良いことだと後天的に教えられたからそうするのではなく、自然な感情として人間のうちに生まれ持って込められているように思えるのです
ではなぜひとは愛の思いを持っているのでしょう
それはかつて、忘れ去られるほど遠い昔に、すべてのものが一つであった事実があり、その唯一の光りが、プリズムにかけられたかのように、様々な色の光りに分離して来た事実を含んでいると思います
かつて一つであったものたちが、引き寄せあい、再び結びつこうとする力、この力のことを愛と呼んでいると言えます
始原の存在へと帰りたいという思い、分かれたもの同士がお互いに引き寄せあう思いが愛として宇宙に見えない糸のように張り巡り、無限に拡散し続ける空間を押しとどめています
ひとは一人であったときには、自らの性質を知りえません
自分とは違う他者がいることで、自分とは何かを自覚し得るのです
ですので始原から分かれ来て、様々に分離してきたこと事態も私たちへの愛であり慈悲であったとおもいます
ですが人は、他者の存在によって傷つき、悩み、苦しみの元とします
他者がいることそのものが愛であり幸せであることを忘れてしまいがちでなないでしょうか
もしも人間が何も無い宇宙空間で一人孤独に存在するとするなら、それは拷問に等しい苦痛かもしれません
私たちは、自分と違う他者がいることで自分を知り、お互いを磨きあい、向上し合える環境を手に入れました
それは大いなる愛であり、すばらしい体験が味わえる喜びのためでもあります
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