仏教の比喩に帝釈天の網というのがあります
インドの神様でインドラという方がいらっしゃいますが、この神様が仏教に習合された姿が日本でも有名な帝釈天です
この帝釈天の宮殿の庭には網がかけられており、この網の重なり目には一つ一つ宝珠がつけられています
さらにその宝珠はすべての宝珠が映されて無限に輝いているとされています
宮沢賢治のインドラの網もこの網のことを指しています
この帝釈天の網について様々な解釈がされていますが、私なりの解釈をいたします
網の重なり目につけられた宝珠は私達一人一人であり、すべての意識一つ一つであります
その一つが外の世界を見つめて意識に映し出す様を宝珠が互いを映すとあらわしています
この個々に孤立して存在しているように見える宝珠も、本当は無限の存在に繋がっています
そして個々に存在しているようでいて、周りの世界の関わりによって成り立つものであり、独りでは存在しないものであります
全一(ワンネス)なるものから分かれ出た私は全一なるものの見る夢であるとともに、世界は私達の共通信念により成り立ち私達の心象風景を映し出した幻でもあります
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