先日の小笠原諸島で誕生した新しい島についての記事で、新たな領土を得たと言うのは、反動で領土を失うことを注意する意味もあると述べました
その危惧が早速現実のものとなったのが、中国による防空識別圏の問題でしょう
これは相手を挑発して出方をうかがっているのですね
その相手と言うのは、中国にとっては日本と言うより、アメリカの出方を見ていると思われます
日本は何も出来ないと見くびっておりますので、おもにアメリカがどれ位本気でこの地域を守ろうとしているのか、その本気度を知りたいと言うところでしょう
アメリカはシリア問題を見てもわかるように世界の警察の座を降りて、どんどん撤退してきております
今はまだ東アジアに駐留してこの地域の平和を守ろうとする意志はあるようですが、それも時間の問題と言えます
いずれはアメリカは東アジアからも撤退していきます
それを見越して、中国はアメリカがいつ引いていくのかを見定めようとしているのです
アメリカを東アジアから追い出し、中国が軍事力を背景に周辺国を押さえ込んで行くというのが狙いであるわけです
先日の記事のコメント欄でも名前の出たブータン国では中国に領土を侵略されています
おそらくブータンもチベットのようにいずれ国を失う可能性もあるでしょう
備えを忘れた国は、これから厳しい時代を生きていくことになります
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