アンケートにて「死後に生前を振り返って後悔することにはどのようなことが多いか?」という趣旨の質問がありました
ひとはこの世に一時的に肉体に宿り生活し、また本来の世界である、あの世へと帰っていきます
肉体から離れた魂が、この世で生きてきた人生を振り返り、何を思い、何を後悔するでしょうか
生きているうちに、そのように想定しておくのは、悔いのない人生を生きる上で役立つかもしれませんね
人によって持ち合わせた人生の課題が違うため、人生問題への成否の後悔はそれぞれ違ったものが人にはありますが、あらゆる人に共通するものもあると思います
その共通する後悔というのは、どれだけ人に優しくできたか、愛情をかけられたのか、逆に言えば、人に冷たくしたり、厳しく当たったことへの後悔だと思います
私も今世の出来事を振り返ってみて、いまでも後悔して、時々思い出すと胸が痛い思い出は、人に厳しく当たってしまい、その方の心を傷つけてしまったことでした
もっと優しくなれたなら、もっと愛情をもって接してあげられたらと後悔することがあります
おそらく多くのかたも、亡くなられてから、生きているうちの出来事を思い出して後悔することとしては、人に優しくできなかったこと、厳しく当たってしまっていたことでしょう
そしてもうひとつには、何かをしてしまった事よりも、何かをしなかった事への後悔が出てきます
「あれをして失敗した。こうしなければよかった」などの後悔が多いと思われるかも知れませんが、実は「あれをしなかった。これも出来なかった」としなかった事。出来なかったことへの後悔が出てくるはずです
たとえば誰かに告白してフラれてしまい、「悔しい思いをした。しなければよかった」と後悔するのではなく、「勇気をもって告白したらよかった」とか、「傷付くことを恐れずに、もっと色んな経験を積んでおくべきだった」と後悔することが出てくるでしょう
私たちがこの地上に降りてきたのは、たんに無難な生き方をするためではなく、様々な経験を味わって、そこから魂の学びを得たいがためです
そのため何もしない人生より、多少傷つくことがあっても、色んな経験を積むことが、魂にとっての喜びになるのです
ですので人生に消極的にならずに、この世に生まれたからには、なるべくいろんなことにチャレンジしてみる事が、死後に後悔を残さずに生きられることにつながるでしょう
私たちは様々な経験を通して、魂を磨き、霊性を向上させる存在です
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