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肉体の成長と霊的エネルギー

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人は生まれてから成長過程で、様々なものを吸収し、自らに取り込んで自身を形作っていきます

おもにゼロ歳から二十才頃までが成長期で、その時期が、周りから吸収していくのですが、肉体を作る栄養素として食事で食べ物を取り込んで、自身の身体を作っていくのは当然ですが、
周囲や親からの情報やエネルギーを受け取って肉体に宿る自我を形づくって行きます

肉体的に二十歳までは、食物などから栄養素を取り入れる時期で、不足があると十分に成長が出来ないことがあります

知識は、とりまく社会の常識などであり、時代や地域によって異なります

日本の現代に生まれて形作られる自我と、異国の別時代に生まれたら、考えは当然違ってきます

皆さんが当然であり、常識だと考える知識は、地域や時代によって変わる移ろいゆくものであることが多いのです

そうした特定の知識を吸収することで、人間は自我を形成していきます

人は転生して、様々な地域や時代に生まれ合わせて、それぞれの違った常識のもとに生きて、違う環境で新たな経験を積んで生きます

情報としての知識以外にも、周囲の人々のことに親の霊的エネルギーに接して、それに影響されて自我を成長させていくのです

子供に対して、そうした目に見える食事などの物質は不足は分かりやすいですが、周囲や親からの愛情のエネルギーは目に見えないため気づきにくく、成長により不足したための問題を含んでしまうことがあります

育児放棄された子供に成長障害がみられるのも、どこも時代に親が接触して刺激を与えることが成長によいとされるのも、物質的な不足や刺激だけではなく、人は成長するために、目に見えない愛情というエネルギーを必要としているのだと思います

そうした二十歳ころまでの成長期から、二十代から三十代頃は、吸収時期と排出時期の中間期に移行します

二、三十代は、様々な学びを通して吸収もいたしますが、同時に責任をもって世の中に何かを配信する時期にも差し掛かります

そして四十代以降には、おもに排出の時期へとなっていきます

排出の時期というのは、周囲から物や知識、エネルギーを吸収する時期を終え、世の中に影響を与えたり、その人から何かを出していく時期という事です

成人して大人となってくると、周囲から与えられていた時期を過ぎて、そのひとが与える番となります

そこで人々に良き物を与え、好影響を出すこともあれば、悪しき影響を周囲に出すものもいます

その人がいて、世の中が少しでも良くなるのか、それとも悪くなるのか、そうしたことが問われる時期であろうと思います

ですので、なるべく周囲に良いものを残し、悪しき種を蒔かないように勤めなくてはいけないですね



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