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誰も書けなかった死後世界地図

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(再掲)百年ほど前に英国で出版された『スピリットランド』というベストセラー作品の抜粋新訳となる本「誰も書けなかった死後世界地図」読んでました
1とⅢの二冊を読んだのですが、内容はほとんど一緒で、1は解説や絵などあり分かり易く書かれており、Ⅲのほう抜粋で出来た作品という感じですので、もし読まれるならⅢだけでよいかもしれません


内容はイタリアの貴族の青年フランチェッツォが、亡くなってから死後の世界で体験した出来事を霊界通信によって送ってきた内容となります

彼は生前は死んだらすべて終わりで、何も無くなると考えていて、放蕩な生活を送っていたとされます

フランチェッツォは命あったときの終わりの頃に、愛情深い素晴らしい彼女に出会います

しかし、時を置かずして彼は無くなってしまいます

その彼が彼女に霊界から通信を送って様々な死後の世界を語ります

はじめにこの世に縛られている「地表の世界」から、霊体を癒す「希望の家」に移ります

その後、利己的な霊の集まる「たそがれの国」、「灰色の石の谷」、「不安の国」、「守銭奴の国」、「不幸な国」、「凍結の国」、麻薬中毒者の横たわる「昏睡の洞窟」へと、死後の様々な国を訪れます

そしてさらに深い世界、残酷な霊たちの集う「最下層の霊界(地獄界)」を探索します

それが終わると、自らの向上を願う者の集う「悔い改めの国」、「あかつきの国」、「朝の国」、「日の国」の旅へと歩き続けます

特に印象に残ったのは、亡くなる前に出会った彼女の愛情の思いによって、主人公のフランチェッツォが窮地を脱するシーンが述べられている所です

普通の方の思いは悲しみの念が多くて、救済力は少ないと思うのですが、この彼女は聖女のような方だったのではないかと思われます

彼女の純粋な祈りによって主人公が助けられる場面は胸をうちます

この本を読んだときに思い出したのはダンテの神曲でした

神曲では、主人公のダンテが地獄から煉獄へ、そして天国へと訪問する姿が詩的に描かれています

神曲はダンテの創作となっていますが、ダンテ自身もインスピレーションを受けたか、霊的にあの世を探索していたのではないかと思われます

そしてダンテの作品には、彼が神聖視した現実の女性であるベアトリーチが登場し、神曲では彼女が天国に座してダンテを救う永遠の淑女として描かれています

現実世界ではダンテのベアトリーチェへの深い愛は報われず、彼女が別な男性と結婚し、若くして亡くなった時には狂乱状態となったといわれます

そのように霊界探索して戻ってきた話というのは古今東西、色々とありますが、それは人々にあの世の事を完全に忘れてしまわないように、伝えてくるものだと思います

この本もこの世での生き方に埋没して、人間が霊的な存在であること、あの世があることを人々に思い立たせるために送られてきたメッセージなのでしょう

お盆も近いという事もあり、この記事をアップいたしました


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