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真実を語れない社会



深層心理学で知られるユングのもとに、緊張性の症状で訪れた女性の患者がいました

彼女ははじめは言葉を話すことがほとんど無かったのですが、しだいにユングに打ち解けるようになり、心に秘めている想いを語り始めました

その内容というのが彼女がもとは月に住んでおり、その時の体験を語ったのです

ユングはそれを否定するわけでも、意味の無い妄想と断じることなく、真剣に受け止めて話しを聴いていきました

そうすることによって彼女は元来た月の世界に帰れないのだと諦めて、現実世界に対処して生きるようになったのです

世の中では常識とされるもの以外の情報に、頭から否定してかかる傾向があります

ですので、話すとおかしいと思われるからとか、否定されるので話せず、心の奥にしまっておくということが多いのです

例えば日本のパイロットの方でも、未確認飛行物体・UFOを目撃することは多いようなのですが、それを言ってしまうと、精神に異常をきたしたと思われて、飛行機を下ろされ、地上勤務になるそうです

だからパイロットのかたはそうした不思議な飛行物体を目撃しても黙っているといいます

このように世の中においては、見えない鎖が張り巡らされており、そこから逸脱することは許されないような空気がかもし出されています

精神病とされるもので幻聴など、人の声が聞こえてくるなどの症例がありますが、これなども実際には霊的な存在が語りかけてきていることがあると思います

そうした霊的な障害を幻聴や妄想として片付けているのが現代の医学なのでしょう

主観的なことをそのまま無批判に受け入れるのも原始的な世界ですが、そうしたことを話すこと事態を出来なくさせる社会というのも抑圧的で、息苦しい社会となっていきます

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