ワンネスとはすべてが一つであるという感覚です
人間の意識は、普段は自我の殻に閉じ込められていますが、時として世界の実相であるワンネスを体感することがあります
普段の私たちは固い自我の殻に閉じこもって世界を見ています
肉体に宿る自分こそが私であり、それ以外を感じられずにいるでしょう
しかし、私たちの意識は時として自我を超えて、ワンネスを体験することがあります
世界の実相を垣間見る時です
そこには二元論は消滅し、私の意識は他人と繋がりを自覚し、光のみの世界、愛のみの世界であることを体感します
本当の世界の実相は光一元であり、愛のみが存在している事を体験するのです
普段の私たちは肉体我を通して世界を体験しているため、泥にまみれた世界の中を泳いでいるような感じです
ですが真実の世界では、すべてが愛で作られている事を知ります
何もかもが自分への愛のために作られていたのだと体感するのです
自分と他人との自我の壁が溶けて、すべてが一体である事を知ります
しかし、ワンネス体験が終わりではありません
人間の意識はまた肉体に宿り、人間を体験していく事になります
これはもう一度、善悪の二元論の世界に舞い戻る事を意味します
すべてが一つであった世界から、もう一度、自分と他人の世界、自他が対立する世界を味わうのです
そうして世界は愛で作られ、私たちはこの広大な愛の海に浮かんでいる存在だと知った経験から、また善と悪の対立するこの世界に戻ってきます
仏教では十牛図という悟りをあらわした十種類の図がありますが、その中で根源へと帰る「返本還源」という図があります
この「返本還源」というのが実は、仏教でいうワンネスの世界なのです
ですが図はこれで終わりではなくて、最後の十番目の図に続きます
そこには「入鄽垂手」という図があり、ぼろを着た汚れたお坊さんが、街に帰る図が描かれています
これはワンネスの世界から、また二元の世界へを舞い戻る事を意味します
闇や悪など無い実相の世界から、泣いたり笑ったり、汚れたり洗ったり、二元の世界を味わう地球に戻ってくるのです
地球とは善と悪と、光と闇の二元を体験する星です
私たちはそれを承知で地球に生まれてきているのです
様々な体験を積むために
光そのものの本質を知るために、光で無いもの、闇の世界をも体験します
それによって私たちの本質を体験するのです
本来、闇や悪と見える物は実在しないというのはその通りです
しかし、この地球では仮に二元的世界が現れており、それを地球人として体験していくのです
これは難しいことです
そこまで理解がついてこれる人は少ないかも知れませんが、とても大切な事です
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