昨日は天狗少年寅吉の話を書いた『仙境異聞』について紹介しました
内容としては、「江戸時代に起きた宇宙人によるアブダクション事件ではないか?」という推察をしています
空を飛んだ時の体験や、地球や月を見た情景の描写に、リアリティがあり、実際に壺=UFOに乗って宇宙空間に飛んだのではないかと思われるなどを書いています
『仙境異聞』の話が出ましたので、ついでにこの中で寅吉が質問を受けて答えているもので、興味を引かれたものについて紹介したいと思います
平田篤胤が「疫病神・貧乏神・首絞神・火車・瘧神・疱瘡神などの、世の中に災いをもたらす存在は、どうして出来たのか?」と問います
寅吉は答えて「これらはみな、もとは人霊がそうなったもので、生きていた時から心の治め方が悪かったものが、そうした群れの中に入るのです。これらの鬼物=魔物たちは、世の中の人を一人でも多く自分たちの仲間に引き入れようとして、隙間なく狙っているのです」と説きます
まず質問に出てくるものについて解説しますと、疫病神や貧乏神はご存知と思いますが、その他について
首絞神というのは自殺を促す魔物の事でしょう
火車というのは、当時、悪行を積み重ねた末に死んだ者の亡骸を奪うとされた妖怪のことです
瘧神は、悪寒や震えをもたらすもの、疱瘡神は天然痘をもたらす存在の事です
日本らしく災いをもたらすものも神と表現していますが、実体は魔物というに近いでしょう
これらの存在は、もとは人間だった霊の姿だと寅吉は言います
生前に心が間違っていて、悪く歪んだ思いを持った人間が、死後にそうした魔ものとなり、世の人々に災いをもたらしています
たしかに、生前に自殺された方の霊が、生きた人に憑依し、その人も自殺に動かされるという事があります
それも昔で言えばこうした魔物の仕業という事になるでしょう
さらに貧乏神と言われるのも、もともと生きていた時に、事業に失敗して、自殺されたか、苦悩のうちに亡くなられた人が、生きている人に憑いて、同じような状況にあわせる事があります
また、病気で亡くなり、死後も浄化できずにこの世をさ迷い、子孫などに憑依して、同じような病状を引き起こしてしまうものもいます
病気の原因にも、そのように似た病気で亡くなられた方の霊が、影響していることがあるわけです
そうしたもとは人間であったものが、死後に災いをもたらすものとなって、魔物のように変化していきます
火車というのも、生きている人で、心境が同通するような人物に憑りつき、悪事をかさねさせて、死後に自分たちの仲間に引きずり降ろすような存在を象徴しているのでしょう
他人の不幸を願ったり、嫉妬や憎しみ燃えていたり、自ら命を絶ってしまう人の中には、このように死後に暗い世界に落ちて、魔物のようになってしまう事があるのです
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