芥川龍之介の作品に有名な「蜘蛛の糸」というものがあります
地獄に落ちてしまったカンダタという亡者が、生前に一度だけ、蜘蛛の命を助けてあげたことがありました
そのことを思い浮かべ得られたお釈迦様は、極楽の蓮の池からクモの糸を垂らして、地獄に落ちたカンダタを助けようとします
ですが最後にはカンダタは他の者を蹴落とそうとしたため、クモの糸が切れて、また地獄へと落ちて行ってしまいます
物語は残念な結果になりますが、こうしたクモの糸のように、神仏から垂れ下がる命綱があると思います
それを握りしめることで、私たちは苦境から脱出できるのです
世の中にはさまざまに暗い出来事があります
「どうしてこのような事が起こるのか?神も仏もないのではないか」と嘆いてしまう人もいます
ですが、世の中で起こる出来事には、なんらかの意味があり、役割があるのです
徹底的に私たちを苦しめるためだけにあるのではなく、そうした悲しみや苦しみを乗り越えて、私たちの魂が成長したり、強くなり、人の悲しみも分かる優しさを得る役割をはたしています
「どうして自分だけにこんな不幸が訪れるのだ」と嘆いてしまう事もあります
その時には、自分の影ばかりを見つめている状態になっています
顔を上げて、神仏へと目を向ける事で、目の前に命綱が垂れている事に気づきます
自分の事だけを思い煩い、哀れに思ってばかりいては、見えなかった目の前に垂れていた命綱が目に入ります
それを握りしめる事で、谷底から抜け出せます
命綱を握りしめるとはどういう事でしょうか?
それは、神仏へと意識を向け、その愛を信じて受け入れる事です
神仏が自分を愛していることを信じる事が、命綱を握りしめる事となります
「あなたは神仏に愛されていたのだ」という事を信じられるならば、暗い底から救い出されていきます
その命綱から目を背けて、しゃがみこんで影ばかり見ていては、抜け出すことは出来ないでしょう
この世で起こる出来事には意味があり、私たちを成長させるための神仏の愛があると信じる事が、救いの糸となるのです
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