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中国に打ち勝つ方法

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北朝鮮 崩壊の日にも書きましたが、北が崩壊してもその後を中国共産党の傀儡である政権が発生する可能性があります

北朝鮮の金政権を打倒する見返りに、韓国から米軍を撤退させ、実質的に中国が支配力を持った国を作り出すプランです

それが成功したなら、韓国も親中の国家として染まり、朝鮮半島はほぼ中国の支配下に置かれる形になります

朝鮮半島でこのような事態になるかは、予断を許しませんが、中国は着々と歩を進め、自国の版図と支配力を強める戦略を行っているように見えます

一方の日本はというと、すべて後手後手の対応であり、何か事件が起こったら、その場の思いつきで対処するを繰り返し、なんら定点、長期的視野がありません

戦において、先手をとることが、自国が有利に自体を進めるのに重要であり、後手に回ったものが、非常に不利な戦いを強いられます

ナチスドイツも、自分たちが電撃的に侵略を開始した場合は、先手であり強かったのですが、イギリスのような気概を持ったチャーチルがあらわれ、攻撃を仕掛けられると敗れていきました

チンギスハーンは巨大な帝国を築き、連戦連勝でものすごく強い軍団であったと思われますが、これも、他国が備える前に先手を打って侵略した戦において強かったのであり、逆に相手から攻撃されたパルワーンの戦い等では敗れています

自分から攻めた戦いでは勝つものの、逆に相手から攻撃を仕掛けられた場合は敗れているのです

こうした侵略者が、戦で勝利をえるのも、相手国に対して先手を打って戦いを仕掛るので、自分の有利に戦いを進めたからです

戦においては、いかに相手より先に駒を進めるかが極めて重要なのです

ですので、現在は直接軍事衝突は少なくなっていますが、外交等の戦略により、敵国を手に入れる戦いというのはあり、先手を打って仕掛けてくる側が圧倒的に有利であり、それについて防御しか考えない側は圧倒的に不利な立場にあります

中国は先手を打って国際情勢での駒を進めておりますので、日本が何もせず、ただ黙ってそれを防御する立場にいつつければ、いずれは中国の支配下におかれていくことでしょう

中国を攻略するための方法は以前に何度か書いておりますが、すこしまとめて書いてみたいと思います

中国は広大な領土を保有していることが長所でもありますが、防衛面で見るとそれが弱点になります

領土が広大だと、他の強国と隣接することがあるからで、それらの国が連合すると危険だからです

ですので、中国からすれば、そうした国々が連合しないように、離間作戦を行いつつ、各個に撃破していく戦略をとろうとするでしょう

そこで、中国を牽制するために日本が強く手を結ばなくてはならないのが、米国は当然ですが、インドとロシアが重要な地域です

先日も中国はインドとの友好関係をアピールしようとしましたが、インドと日本が手を組むことを恐れているこのと裏返しでもあります

日本は長年、中国を経済的に支援し、中国が成長するのを手伝ってきました

「隣国を援助する国は滅びる」とマキャべリは言っておりましたが、中国を援助し、成長させて、結果自身の領土を脅かされる事態を招いているいまの日本に当てはまります

これからは中国ではなく、インドへと経済的な交流をシフトしていくべきです

インドへとシフトすることで、中国を弱め、中国のライバルになるインドを大きくすることで牽制することができます

中国は、日本とインドの関係を裂こうとし、インドに経済的な協力関係を結べば、結局ライバル(インド)を強くすることになり、インドとの関係がこじれればインドと日本の関係はより深いものになる、ジレンマに陥るでしょう

中国を世界の下請工場として発展させてきた経由がありますが、これからは国主導でインドへと移行させていくべきです

ロシアとも友好関係を結び、安全保障の分野にも結びついていかなくてはなりません

ロシアからエネルギーのパイプラインを結んだら、エネルギーの中東依存を脱し、安全面も強化でき、経済的なつながりも深まります

樺太から北海道に海底トンネルを引けば、経済と人材交流が進みます

シベリアの共同開発も手がけたらよいでしょう

このようにロシアと関係を深めていき、中国とロシアの関係を分断していかなくてはなりません

アメリカとも関係は堅持していかなくてはなりませんが、日本では反米的な意見が強くなってきているように思われます

米軍基地反対の運動の背後には、中国の工作も働いているのでしょう

アメリカとは、尖閣沖の海底油田を石油メジャーと共同開発するのがよいと思います

現在は精製するためのパイプラインを中国側に引いて、中国と共同で開発しようとする思惑もあるようですが、海上プラントを建設して、海上で精製して船でそのまま全国に届けるようにすすめたらよいと思います

米国では石油メジャーの力は強く、政治的に大きな影響をあたえていますから、アメリカの石油メジャーも共同で開発を進めるなら、日米関係はより強固なものになっていくでしょう

上記は、中国を包囲する周辺国との外交の話しですけど、内部からの分離工作もしていかなくてはならないでしょう

自由を味わった民衆を押さえ込むのは難しいと同じくマキャベリも似たようなことを言っていたと思いますが、イギリスから返還された香港などは、自由のよさを知っており、中国が内部に飲み込むことで、かえって内部分裂の芽を飲み込むことになります

香港以外にも台湾は将来的に飲み込まれる可能性のある地域で、現在も中国との関係が深いですから、こうした地域で、自由を尊重する勢力を支援し、協調していくことで、中国を揺さぶることができます

もちろん、チベットやウイグル等の自治区についても、独立を支援していきます

そうした周辺から自立を促すべく支援していく運動もありますが、中国国内でも共産党の腐敗、汚職や格差問題など問題を抱えていますので、汚職や格差問題等の中国の抱える問題を、中国内で情報を広く伝える働きをし、民主化を求める運動を内部で支援していくようにすれば、中国は内部から崩壊していくでしょう

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