【広州=吉田健一】鳩山由紀夫元首相は25日放送された香港のフェニックステレビとのインタビューで、沖縄県の尖閣諸島について、「中国側から見れば(日本が)盗んだと思われても仕方がない」と述べ、同諸島は「係争地である」との認識を示した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130625-OYT1T00934.htm
日本人の場合、自分に非がないと分かっていても、相手との関係を良好に保つために、謝罪したりすることがあります
TVを観ていれば、本人の責任でもないところで有名人がよく謝罪をしていますね
先日も、女性タレントの父親に逮捕状が出て、タレントさんがごめんなさいと謝罪コメントを出されていたようですが、本来であれば自己責任のある親が罰せられたとしても、その子供まで責任が及ぶわけはないのですが、日本では当然のような空気になっています
以前聞いた話ですが、海外に出張された方が、その国で自動車事故に合い、相手方の運転が悪くて、この方は何も悪くなかったそうですが、相手方が病院に見舞いに来た際に、その方は「こちらこそごめんなさい」ということを礼儀的な意味で言ったそうです
すると、裁判の時に、相手方は「この人は謝った」と言ったそうです
つまり謝ったということは自分の過失を認めたということなのです
日本では責任のないことでも、謝らなくてはいけない空気があったり、人間関係を円滑にするために、あまり深く考えることなく言葉上で謝罪をします
ですが、海外では言葉上で謝罪するということは、過失を認めているという事です
ですので過失を認めながら、占領するとはどういうことだと日本人は悪人に見られます
日本国内では、言葉上で謝罪したりするのもあるかもしれませんが、海外で、特に外交上の問題を扱うときには、注意しなければなりません
従軍慰安婦問題にしてもそうでしょう
日本の政府が、証拠も見つからないのに、相手方が謝罪の言葉だけ欲しいと裏で言っていたようですが、とりあえず謝罪すれば円滑に進むのだと軽はずみに考えて、謝罪をいたしました
そうすると、日本は罪を認めたのだから、責められるのは当然と思わせてしまいました
実際にはそんなことは無かったわけですが、一度罪を認めました(謝罪するということは罪を認めたこと)ので、いや、実際はそんなこと無かったんだと後から言っても、相手は余計怒るわけです
尖閣も、海底油田が発見されて、そして沖縄が日本に返還されたので、中国は自国の領土と言い出したのです
アメリカの領土だったら、言えないのですが、相手が日本だから言ってるわけですね
相手に礼儀があって、こちらが譲歩したら、相手もこちらこそすいませんと言って譲歩する相手であれば、謝罪なり、譲歩なりもありえるでしょうが、国際的に、日本以外にそういうお人好しの国はほぼありませんので(そういう国は侵略を受けて滅んでいって無いのです)、国際的には正しいことを主張していかないといけません
商売でもクレーマーのような方に、言いがかりをつけられて謝罪をしていれば金品をせがまれますし、その場しのぎでお金を渡せば、次々とクレームをつけてくるでしょう
国際間も一緒なのです、こちらが一歩譲って引いたら、相手は二歩も三歩も進んでくるような国に対しては、その場しのぎの対応をするのではなく、自己の主張を伝えていかなければいけません
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