日本の経済の危険性について述べてみます
株式市場が好況で、日経平均が上がっているため、景気が良くなっているような印象を受けます
確かに一部は上向いている部分もありますが、同時に危うい政策に支えられている面があります
ひとつには、株価を上げるために、日銀が株の買い支えをしていることです
日銀は年間に六兆円もの株を買入れています
これは日銀による株価操作と言っても良いようなもので、一時的に市場にお金が出回りやすくなるため、景気が良くなっているように見えますが、あくまでの緊急の措置とすべきもので、継続的にするものではないでしょう
そうした官製相場の危険性を、日本経済は抱えています
もうひとつは、プレミアムフライデーなど休みを多くとって、その分外で遊んで、お金を使うことで景気を良くしようとする考えがあります
こうした働き過ぎを見直して、もっと遊ぶようにすべきだという考えは、バブル崩壊前にも盛り上がっていました
1980年代後半は好景気になって、働いてばかりいないで、海外旅行やリゾートなどで遊ぶことを推奨するような空気がありました
その後はご存知のように、バブル崩壊と言われるような不況が起こって、厳しい時代に入っていったわけです
最近もまた、バブル崩壊前の状況に似ていており、働きすぎないで、もっと遊びにお金を使うように仕向けるように進んでいるように感じます
大晦日のNHK紅白歌合戦でも、バブル時代の歌やファッションをした平野ノラさんらがダンスを披露したようですが、これもバブル時期を示唆する出来事でしょう
貯めているお金を消費することで、景気は一時的に良くなることもありますが、それは目先の好景気を追っているだけです
安易にお金を浪費すれば、後には厳しい冬の時代を経験します
国が繁栄していくためには、勤勉さと努力の思想が広まっていくことが必要であり、自助努力の精神が人々の間に広まれば、国は発展していきます
人のためになる仕事に喜びを覚え、よりいっそう世の中のお役に立とうと熱意を燃やす人が増える国は発展し、他の国の模範となる国家となるでしょう
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