神仏の思いというものは、あの太陽のようなものだと思います
太陽は惜しみなく光を降り注ぎ、地上の生き物たちを生かし、育み、力を与えます
そのように無償の想いで私たちを生かしてくださるのが、神仏の愛であり、心でありましょう
神仏の慈悲によって生かされている私たちだからこそ、同じように人々に愛を持って接するのが必要なのだと思います
出会った人々に、勇気を与えたり、やる気や希望をあたえ、消沈した気持ちを鼓舞してあげることこそ愛です
相手を縛ったり、自分の思い通りに動かすことをもって愛とは言いません
それは執着であり、我欲になります
相手が良くなることを願い、見返りを求めない行為こそ、太陽のごとき愛であり、神仏の愛と近くなります
私たちの思いが本当の愛に近づいていくほど、神仏の思いと同調するようになります
同調することのよって、神仏の愛は私たち人間を通して、世の中へと広まっていきます
それは汲めども尽きぬ井戸水のように、滔々と湧き出て人々の渇いた喉を潤していきます