悩みに押しつぶされそうになった時
悩み事にばかり気が捕らわれて、頭から離れず、押しつぶされそうになる時があります
将来のこと、お金のこと、恋人とのこと、家族のこと、学校や仕事のこと、身体に関することなど、人の悩みの種は尽きません
悩みが頭の中をぐるぐる駆け回って、出口のない迷路を彷徨うように、エンドレスで頭が働かされる状態となります
そうした悩みに押しつぶされそうなときに、有効な方法があります
一つには、忙しくすることです
ともかく忙しく働くことで、悩みを考える暇を無くしてしまうことです
人間は一度にいくつのも物事を考える事が出来ません
忙しく働いている間は、その作業のことを集中して考えていますので、悩み事を考える時間が無くなるのです
別な物事に考えを集中することで、悩む時間が減って、頭も軽くなります
作業でも、あまり頭を使わないような、単純作業だと、無意識に手足を動かしてしまい、頭で悩み事を考えてしまうことがあります
ですので、なるべく忙しく考えて判断するような、作業や仕事のほうがもっとようでしょう
そうした作業や仕事以外に、私のおすすめとしては、読書をすることです
書かれている内容に没頭することで、悩む時間を軽減できます
出来れば良書や名著と呼ばれるような本がいいでしょう
あまり暗い内容や、悪いものですと、かえって思いが暗くなってしまうことがあるため、良いものを読むのがいいです
苦悩を消す、尽きない霊的エネルギー
悩みに押しつぶされそうなとき、ということで上記記事を書きました
その時に、悩む時間を無くすために、作業や仕事に集中したり、あるいは、良書を読んで集中することを提案しました
そうした別なものに意識を向けることで、悩みに向ける時間を少なくして、気を楽にする方法です
こうした悩みの時期にあるときは、ブラックホールのように、周囲からエネルギーを吸い取っている状況といえます
自分の中にある空いた部分や、へこみああって、それを戻そうとして、エネルギーを取り込もうとしているのです
ですが、人は、自ら外部にエネルギーを流していくと、かえって内から湧き出してくるのです
井戸水をくみ出すと、綺麗な水が底から浸透して出てきます
そのように人も、自らの内から汲みだしていると、滞って濁っていた水が抜け、新鮮な綺麗な水が湧くようになっています
それは、自らのことを思い悩んでいた者が、人のためにと思い考えて、行動することを意味します
自分のことで思い悩んでいると、苦しくなってきますが、人のために、どうすれば笑顔になれるか、相手が幸せを感じて喜ぶかを考え、想像すると、活力が湧いてきます
ですので、悩みが抜けない時には、自分のことを置いてみて、周りの人をどうやったら幸せにできるかを考えてみるのがよいでしょう
それは愛のエネルギーであり、人の内から湧き出すと、尽きずにあふれだすのです
イエス様が述べた「わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます」というのは、この愛のエネルギーの事といえます