もうお亡くなりになりましたが、テレビでも活躍されていたオペラ歌手の中島啓江さんがテレビでお話しされていた、ご自身のイジメ体験がとても感動的で印象に残っています
以前、美輪明宏さんとTOKIOの国分太一さん、江原啓之さんで毎回ゲストを招いてスピリチュアルな話をされる「オーラの泉」という番組がありました
そこでゲストとして登場された中島啓江さんが語られたご自身の子どもの頃の話です
中島さんは小学生の頃、学校でひどいイジメにあっていたそうです
その小学生だった中島さんは、ある時転校することになりました
イジメにあっていた中島さんは転校することをクラスの誰にも伝えずにいようと思ったそうです
それがイジメた子と、それを黙って見ていたクラスのみんなへの仕返しだと思いました
でも転校する日になって、お母さんがクラスメイト全員分のノートと鉛筆を渡してこう言ったそうです
「みんなの目を見て、ちゃんと『ありがとう』と言いながら渡しなさい」と
しかし、中島さんは自分をイジメた子たちに「ありがとう」と言ってプレゼントするなんて嫌だと涙ながらに抵抗します
でもお母さんは「言われた通りにしなさい。きっといいことがあるよ」と諭します
大好きなお母さんの言う事ですから、中島さんはしぶしぶ応じることにします
クラスの生徒一人一人の前に立って、相手の眼を見て、笑顔で「ありがとう」と言いながらノートと鉛筆を渡しました
すると受け取った子から「行っちゃう(転校しちゃう)の?」「手紙ちょうだいね」等と思いもよらない言葉が返ってきました
今で自分がいじめられている所を黙って見ていたクラスメイトから優しい言葉を聞けて、中島さんは驚くとともに段々と嬉しくなります
はじめは自分のこころに反して「ありがとう」と言っていたのが、途中から相手を許す気持ちとなってきて、本当の笑顔に変わってきたと言います
そして最後に、一番いじめをしていた子どもの番となります
中島さんが恐る恐る「ありがとう」と言ってノートと鉛筆を手渡すと、その大のいじめっ子は涙を浮かべて「ごめんね」とポツリと言いました
その時、中島さんはお母さんが教えてくれた「ありがとう」の言葉の力を知りました
「ありがとう」というたった五文字の言葉で、いじめっ子が自分から謝ったのです
「ありがとう」はお母さんが中島さんに教えてくれた大切な魔法の言葉だったのです
この逸話は絵本にもなっています
昔話の魔法使いが、棒を振ると石ころを宝物に変えるように、
中島さんにとって辛かった体験が、この一言によって素晴らしい宝物に変わりました
みなさんもぜひこの魔法の言葉「ありがとう」を使ってみてください
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