以前に見た夢で、印象的なものを再掲載いたします
私は鳥になっていて大空を飛んでいました
小高い丘のうえで羽根を休めていると、眼下に円環の都市が見えました
幾つもの壁によって分けられたその都市は中央に行くほど高度な生活を営む人々が住み、外側の縁に近づくにつれて粗雑な生活を営む人々が住んでいるようでした
一番端の地区はスラム街のようで、何か助けにならないかと思い飛んで行きました
そこに人の子供であり子象にも見える人がいて、ヤクザのような人達に囲まれて困っているようでした
そこに降りていき、子象をこっちこっちと逃そうとするのですが、子象はいつの間にか一人のヤクザ者についていってしまいます
そこから逃れるように説得するのですが子象はヤクザ者について行くことを選択します
その原因を探るため、小象の閉じ込められている建物を調べようとすると、門にいる番人が弓を射かけてきます
それを越えて調べていると、その建物では何かの事件が過去にも起きており、同様の事件が時間を置いてまるで因縁があるように繰り返されていることがわかりました
夢はここまでになります
写真はカンパネッラの太陽の都の平面図です
夢に出て来た都市と似てます
ダンテの神曲にある煉獄の構造とも同じです
ちなみにカンパネッラは宮沢賢治の銀河鉄道の夜の登場人物の名前でもあります
夢で見た都市はダンテの煉獄のような世界をあらわしていると同時に、ユングの言う曼荼羅で、私の心全体をあらわしているように思います
ユングは世界で起こっている出来事も、じつはすべて繋がっていると考えました
科学などでは一義性を求めますが、象徴は多義性であり、一つの象徴が多様な意味をあらわしていますが、解釈は一つの解釈が正しく他の解釈は間違い(一義性)ではなく、多様な解釈が可能であり同時にそれぞれが正しいということがあります(多義性)
科学=論理的=一義的
⇔
象徴=シンボリズム=多義的
夢やビジョンを解釈したりしていますが、一つの解釈のみが正しいということでなく、その象徴には多義な意味が隠されていることがあります。ということです
助言やアドバイスをすることがありますけど、相手に何とか良くなって欲しいという思いはありますが、どの道を選ぶかはその人本人が決めることですので、本人が心の奥で望んでいなければ助けることはできないのですね
過去にも同じ事件が因縁めいて繰り返されるのは、前世や過去にも同じことを繰り返してしまっているカルマというか魂の傾向性をしめしています
そして個人的な繰り返しだけではなく、過去にも同じような場所で、違った人が同じような失敗を繰り返してきたことも意味するのだと思います
それが時間を越えて同じような行動を繰り返し演じてしまう潜在力になってしまっているのでしょう
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