テレビの「天国への手紙」や「オーラの泉」等でスピリチュアル・カウンセラーの肩書きで活躍された江原啓之さんにつきまして、ネット等でも本物の霊能者か、インチキ・ペテン師かなどと取りざたされるのをよく見かけます
今回は江原さんについて私なりに感じていることを書いてみます
まずは簡単な略歴を話してみます
江原さんの話からすると、彼は子供の頃から人のオーラが見えることがあったらしく、小学校ではみんなのオーラで黒板の文字が見えないと訴え、先生に保健室に行くように言われてみてもらっても何も問題ないので、家庭の愛情不足ではないかと言われて理解されなかったことがあったそうです
私も子供の頃から自分の感性や考えることと、他人とのギャップを感じて、長じるに従って悩みは深くなっていった経験があるため、大変だったろうなと思います
他にも、江原さんの父親が亡くなる前には、父親が真っ暗なトンネルにいるような感じがして怖くて近づけなかったとか、戦時中の空襲で亡くなったと思われる、頭巾をかぶった親子の霊を見たなどの経験を子供の頃にされているそうです
そして学生時代に母親も亡くなり、両親のいない中で生活され、人には見えない霊が見えることを悩んで、滝修行や、霊能力を持った方への相談に伺ったりしたそうです
神社への奉職をされたりを経験して、さらにイギリスに渡り、スピリチュアリズムを学ばれます
そうした経験と学びを深めて、江原氏は日本でスピリチュアルなカウンセリングを始め、多くの方の相談にのります
雑誌に取り上げられたり、著書を出すようになって、さらにテレビにも頻繁に出るようになっていきます
以下には、公式のプロフィールを記載いたします
スピリチュアリスト
江原 啓之/Hiroyuki Ehara
1964年12月22日生まれ。東京都出身。
世界ヒーリング連盟元会員。
和光大学人文学部芸術学科を経て國學院大学別科神道専修II類修了。
一般財団法人 日本スピリチュアリズム協会 代表理事。
吉備国際大学ならびに九州保健福祉大学 客員教授。
一般社団法人 日本フィトセラピー協会 顧問。
1989年、イギリスで学んだスピリチュアリズムも取り入れ、カウンセリングを開始(現在カウンセリングは休止中)。
2001年刊行の『幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック』(三笠書房)がロングセラーとなる。
その後、『スピリチュアルな人生に目覚めるために』(新潮社)、『いのちが危ない! スピリチュアル・カウンセラーからの提言』(集英社)、『人間の絆 ソウルメイトをさがして』(小学館)、『スピリチュアリズムを語る』(PARCO出版)、『予言』(講談社)など、さまざまなテーマでの意欲作を発表。
著書の発行冊数は80冊を超え、アマゾン殿堂入りも果たしている。
DVD『江原啓之のスピリチュアルバイブル』シリーズでは、8つの法則について、CGなどを交え、わかりやすく解説している。
活躍が注目を集め、江原さんが有名になるにしたがって、江原さんへの誹謗中傷や批判記事が週刊誌などでも出るようになります
江原啓之さんへの批判や疑惑が浮上してくる背景には、そもそも霊的なことをまったく信じない、唯物論者の存在がいます
霊や目に見えない存在を信じないものからしたら、まさに彼は詐欺師やペテン師であり、偽りの霊話をしてお金を稼いでいるようにしか見えないでしょう
そうした唯物論者からの批判というのは当然あります
江原氏が注目を集めたがゆえに批判が集中したのですね
さらに、本来仲間であるはずの霊能者や宗教家からも批判が出てきます
宗教家からすれば、スピリチュアルな活動をされている人は、組織を否定しているように映り、実際にそうした人もいるため、快く思わない方もいるでしょう
ただそうした個人で活躍される霊能者の問題の背後には、既存の宗教組織の救済力の無さが関係しているともいえます
お寺や神社にうかがって、そこのお坊さんや神主さんに人生相談等をしても、なかなか納得のいく答えを見いだせなかったり、組織そのものに抵抗のある人が、江原さんのような個人のもとへ相談にいっているといえます
ですので、宗教家であれば、江原さんを批判するよりも、ご自身の説得力や救済力を上げていく努力をされたほうがよいと思います
足を引っ張るのではなくて、競争して切磋琢磨することが、結果的に人々のためになるも思います
霊能者であっても江原氏を批判する人は多いと思いますが、その根底には嫉妬があります
霊能者がネガティブの影響が強く出てくる特徴として、もっとも分かりやすいのが、慢心であり、プライドが高くなるのと比例して、嫉妬心が強くなります
自分より人気があったり、注目されているに嫉妬して、色々と批判が出てくるのでしょう
もちろん完璧な人間はいないので、発言の一部を取り出して批判するのは可能でしょう
私は基本的に江原さんはポジティブサイドの霊能者であると思います
と言っても特別に彼を持ち上げるつもりもありませんけど、ネガティブ系の霊能者が多い中で貴重な存在なので取り上げました
江原さんはスピリチュアルな八つの法則について語っており、これはアラン・
カルディックやシルバー・バーチなどの霊界通信をもとにして、その教えを体系化したものがあって、それを江原氏が少し手を加えて発表しているもののようです
スピリチュアルとして基本的な内容で、勉強になると思いますので以下にわたしの理解した範囲で紹介いたします
1、スピリットの法則
人間がこの世である物質界に生まれるのは、多くの感動を味わうためだと言います様々な感動体験を味わって、自身の魂を磨いていき、成長していくことが、地上に降りてきた人間の使命
この世に存在する人間は全員、偉大なる神へと向かい、切磋琢磨しながら魂を向上させていく
魂を向上させ成長するために必要なのが、様々な体験であり、感動だといいます
この感動というのは、喜びばかりではなく、喜怒哀楽のすべての感情を味わいつくすためのものなので、人生には様々な出来事が起こってきます
そして魂の故郷であるあの世・スピリチュアルワールドにもって帰れるのは、お金や地位などではなく、この世にて経験した体験や感動と、成長した魂のみだと説きます
2、ステージの法則
人間の魂は、最終目標である偉大な神様へと向上していく旅路を歩んでおりますが、その道筋には幾つかの段階(ステージ)があると言いますこの世で学んだ質が、あの世での階層に関連しているということですね
人生において様々な体験を積んで、そのなかで挫けずに日々精進し、魂を向上させ、人々への愛の思いで溢れる者となっていけば、高い魂のステージに上がっていき、
逆に起こる出来事に不平不満ばかり並べ、社会や他人に不満や愚痴ばかり言っている人は、低いステージにしかいけません
この世でお金持ちになったとか、有名になったとか、社会的に成功したとかは、魂のステージに関係なく、
人生の中で様々に起こる出来事の中で、どれだけ感動と経験を積み、深い学びに結びついていったか、他人や社会への貢献へと向かって行ったかが重要
3、グループ・ソウルの法則
あの世(霊界)には、自身の魂の故郷があり、その魂の故郷から私たちはやってきた
この魂の故郷をグループソウルと表現しています。魂の家族です
地上の世界には、血の繋がった肉親がいますけど、それとは別に、魂の故郷には、自身の魂と深く繋がったグループソウルがいます
コップの中の水から一滴が地上に落ちて、その一滴が私たち肉体を持った人間で、亡くなるとまたコップの中へと帰っていくと例えます
4、ガーディアン・スピリットの法則
皆さんには守護霊と言ったほうが理解は早いでしょうこの世での、肉体を持った私たちを影で見守り、魂の成長や、人生をサポートしてくれる霊的な存在である守護霊を、ガーディアン・スピリットっと言います
この守護霊は、先ほど述べた魂の家族であるグループソウルのなかの存在です
5、カルマの法則
「蒔いた種は刈り取らねばならない」という言葉の通り、私たちが人生で行ってきた思いや行いが原因となり、次の結果を生み出す法則です仏教でよく言われる因果の法則がこれに当たるでしょう
2500年前に仏陀の説かれた真理は、過去も、未来にも、永遠に真理であり続けるのでしょう
簡単に言うと、いい事をすれば回りまわって自分にいいことが帰ってきて、悪いことをすれば悪いことが還ってくる法則を言います
今日でしたか、小保方晴子さんを論文偽造で糾弾していたグループのトップの方が、その方の論文にも切り貼りが見つかったとニュースが流れていました
このように人の足を引っ張るようなことをしていたら、自分も誰かから足を引っ張られるということです
カルマの法則、因果の法則は、過去世や来世を含めなければ完結していません
前世でした行いの結果を今世で受けることもありますし、今世でおこなった行為が来世で結果を出すということもあります
6、波長の法則
近年、引き寄せの法則がブームになっておりますけど、この波長の法則が引き寄せの法則とほとんど同じような理屈であると思います類は友を呼ぶとも言いますが、同じような思いを持ったもの同士は同通しあい、仲間となって行きます
人の悪口ばかり言っている人の周りには、同じく悪口の好きな人が集まりますし、不満ばかり言っている人の周りには、同じく不平不満ばかり言っている人が集まります
逆にポジティブなことを思ったり言っている人の周りには、ポジティブな人があつまってきます
事業などで成功している人の周りには、やはり同じく成功者が集まるでしょう
そのように思いの性質によって、その思いと同通するものが引き寄せられるのです
こちらも補足すると、この世の人ばかりではなくて、あの世の存在も自身の考えや思いと同通するものが近づいてきます
7、運命の法則
江原氏の説明によれば運命と宿命は別なもので、宿命とは、性別や家族など、自分では変えられないものをさし。運命とは、宿命を受け入れて前向きに努力すれば、かえていけるものといいます宿命が食材だとすれば、運命はその食材をどう料理するかだと説明していました
自分が持って生まれた宿命。国籍や性別や容姿や家族など、自分ではどうしようのない宿命を受け入れて、その宿命の中で何を学んでいくか、どう魂の向上に役立てていくか、自分で運命を切り開いていくことができる
8、幸福の法則
自らの幸せは自身で作っていくもの。そのために自身を深く知り、人生でおこる様々な体験、喜怒哀楽の体験をもとに、魂を磨いていって成長していくことが本当の幸福と説きますお金持ちになったり、地位が得られたり、長生きすることが幸せなのではなく、本当の幸福は、各自がこの世に生まれ持ってきた役割・使命を果たし、魂を成長させること
自身を深く知り、様々な体験から学びを深めていく、そうした経験が出来ることが本当の幸福だと言います
以上、長々と説明してまいりましたが、スピリチュアルの教えをもとにして語られているので、大きな間違いは無い様に思います
ですので読者の方にもお役に立つだろうと思って書きました
江原さんの言ったことをそのまま書いたのではなくて、自分で咀嚼して書いていますので、多少の違いなどはあるかもしれません
詳しくお知りになりたい方は江原さん書籍などに当たっていただければと思います
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