なぜかこのブログに訪問される方に、不思議と鳥たちが語りかけるという話しを、何の関係もない数人の方から別々に聞きました
鳥との会話といえばアッシジの聖フランチェスコを思い浮かべますので、今日はその話を以下に紹介したいと思います
フランシスコが道ばたの木を見ると、その地方では見たこともないほどのあらゆる種類の小鳥の大群が見えた。
彼はこの小烏の大群を見ると、弟子たちに『ここで待っていなさい、あそこへ行って兄弟の小烏たちに説教したいから』といった。
彼が説教を始めると、木の枝にとまっていた小鳥たちは飛び下り、彼の周りに群れ、その衣にも触れたが、じっと動かなかった。
フランシスコは小烏たちに話した。
『わたしの兄弟である小鳥たちよ!お前たちは神に感謝せねばならず、いつどこでも神をほめたたえねばならない。
というのは、お前たちはどこへでも飛んでゆけ、二、三枚の服、色もきれいな服装、働かなくともえられる餌、創造主のたまものである美しい歌声に、恵まれているのだから。
お前たちは種をまかず、刈り入れもしないが、神はお前たちを養い、水を飲むための河や泉、身を隠すべき山や丘、岩や絶壁、巣をつくる高い木を与え、お前たちはつむがず、織らないが、神はお前たちや子鳥たちに必要な服を与える。
創造主がお前たちをたいせつにされたのは、お前たちを愛している証拠である。だから、わたしの兄弟である小鳥たちよ、恩を忘れずに、いつも熱心に神をたたえなさい!」
小鳥たちはみんなくちばしをあけ、はばたき、首をのばし、小さい頭をうやうやしく下げて、さえずり体を動かしながら、フランシスコのことばを喜んでいることを示した。
フランシスコは小鳥たちの上に十字を切って祝福した。すると、小鳥たちは歌いながら飛び去っていった。
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