世界ふしぎ発見でスリランカ特集を放送されていたようですね
残念ながら見ていないのですが、日本とスリランカの関係について書いています
第二次大戦後、日本の敗戦が決まり、諸外国が日本に対してどのような措置をとるべきか語り合っていたサンフランシスコ講和会議では、
「日本に今、この段階で平和を与えるのは、もってのほか。」
「日本は南北に分割して統治すべき」
「日本を独立させるのは時期尚早」などなど、
さまざまな議論・意見が出る中、会議に出席したスリランカ代表のジャヤワルダナ氏(後のスリランカ大統領)はブッダの言葉を引用し、こう語った。
「戦争は戦争として、終わった。もう過去のことである。
我々は仏教徒である。
やられたらやり返す、憎しみを憎しみで返すだけでは、
いつまでたっても戦争は終わらない。
憎しみで返せば、憎しみが日本側に生まれ、
新たな憎しみの戦いになって戦争が起きる。
戦争は憎しみとして返すのではなく、
優しさ、慈愛で返せば平和になり、
戦争が止んで、元の平和になる。
戦争は過去の歴史である。
もう憎しみは忘れて、慈愛で返していこう。」
ソ連と真っ向から対峙し、「英連邦内自治領セイロン」であった当時のスリランカは対日賠償請求権の放棄を明らかにするとともに、日本を国際社会の一員として受け入れるよう訴える演説を行っいました
この演説が、当時わが国に厳しい制裁措置を求めていた一部の
戦勝国をも動かしたといわれ、その後のわが国の国際復帰への道につながる
象徴的出来事とされています
もしもこの演説が無かったならば、上記の図にあるように日本は各国に分割統治されていたかもしれません
そうなれば、かつての東西ドイツや、現在の南北朝鮮のように、様々なる悲劇に日本は見舞われていたことでしょう
その日本を救ったのが、スリランカのジャヤワルダナ氏であり、二千五百年前に語られたブッダの言葉だったのです
大師(ブッダ)のメッセージ
「人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる
人は憎しみによっては憎しみを越えられない
実にこの世においては怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みのやむことがない。
怨みをすててこそやむ、これは永遠の真理である。」
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