ヨハネの黙示録はご存知ですか?
新約聖書の最後に載っている書で、パトモス島のヨハネが見た幻視を書いたものとされています
これによると将来起こるとされる人類の恐るべき未来が、終末の時が描かれています
ただ、恐るべき事件だけではなく、主の降臨と、善良な者たちが救いに預かるという希望的な部分も書かれています
ヨハネの黙示録は、人類の終末を告げる恐怖の予言の意味と、主の降臨と言う救いの意味が合わさった内容ととれます
つまり黙示録で示された時期には主の降臨と、人類の危機とが同時に訪れると述べているのでしょう
今までヨハネの黙示録について考察されたり書かれたりした文では、恐い部分ばかり語られて、なぜか重要な主の降臨についての考察が抜けているように思います
あまり恐怖の予言の部分は語りたくないので、描かれた降臨する主について書いてみます
『見よ、彼は、雲に乗ってこられる。すべての人の目、ことに、彼を刺しとおした者たちは、彼を仰ぎ見るであろう。』
『今いまし、昔いまし、やがてきたるべき者、全能者にして主なる神が仰せになる、「わたしはアルパであり、オメガである」』
『あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台との奥義は、こうである。すなわち、七つの星は七つの教会の御使であり、七つの燭台は七つの教会である。』
この黙示録に描かれている主というのは、イエス・キリストではなく、イエス様を使わされた天の父を指していると思えます
天の父は、様々な使いを地上に送られましたが、地上の者達は彼らを迫害いたしました
これが預言者たちです
そして天の父は、自らの愛する息子を使わされました
それがイエス様であり、結果はご存知の通り、人々は彼を捕らえて十字架に磔にし殺してしまいました
ついにはイエス様を使わされた天の父自らが降臨される
それこそがヨハネの黙示録で現される真実であろうと思います
上記に引用した文にもあるように、降臨した主は、人々によって刺し通される、つまりあまり受け入れられず攻撃を受けることがあるのを示しているのではないでしょうか
それが初めの頃に書かれていて、地上にある人々が主を受け入れなかったときには、黙示録に記された、様々な災いが人類に降りかかってくることを言いたいのかもしれません
黙示録には、七つの霊や、七つの教会、七つの燭台、七つの星など、主を示す印として七という数がよく出てきます
それに対して、反キリストともいえる獣の数字として666が言われていて、そちらのほうが有名かもしれません
つまり獣は6の象徴で表され、主は7で象徴されると言うことでしょう
『第一の生き物はししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人のような顔をしており、第四の生き物は飛ぶわしのようであった。』
御座の前には上記の四つの生き物がいたと黙示録には記されています
これについて、四つの生き物とは、日本の四国を意味しているという人もいます
四国のそれぞれの県が四つの生き物を表しているということですね
四国は不思議な土地で、空海は四国の八十八箇所を巡るお遍路をされていますが、まるで四国全体を巨大な結界で張り巡らせているように感じられます
それは主の降臨を整えるための儀式であったのかもしれません
『死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。かずかずの書物が開かれたが、もう一つの書物が開かれた。これはいのちの書であった。死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばかれた。』
上記の文からは、降臨された主は、次々と死んだものの霊を呼び出し、生前の思いや行いなどの仕業に応じて裁きをおこなわれることが示されています
大いなる者も小さき者も、つまり、偉大な業績をあげた有名人も、あまり知られていないような者もともに、主の前に呼び出されて判定されると取れます
このように降臨される主の幾つかの特色が黙示録には記されていると読み取れます
人類に大いなる災いが降りかかるのか、大いなる福音となるのか、それは人々が主を受け入れるかどうかにかかってくるのでしょう
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